「鳥類によるデータの送信」というRFC(RFC1149)をご存じでしょうか。
これは毎年エイプリルフールに発行しているジョークRFCと言われるもので、実用化したい仕様書というわけではありません。ところが、北欧のとある研究者(?)たちが鳩を使って実証実験を行ってみると、なんと伝達に成功してしまったのです。残念ながら、実用に耐えうる結果までは得られませんでしたが・・・
しかし、この実験が証明してくれたことが1つあります。それは、「インターネット≠難解な技術」ということです。インターネットは、鳩の代わりにデータを効率良く運ぶために発明されたデジタル技術です。つまり、アナログ技術の発達の延長上にデジタル技術があり、情報の表現方法が違うだけなのです。
では、アナログからデジタルに表現方法が変わっても、変化しない事はなんでしょうか。それは人々のコミュニケーションに対する欲求です。郵便や電話に始まった双方向の通信、テレビによるブロードキャスト、電子メールこれらはすべて何らかの情報を誰かに伝えたいという欲求――すべてはコミュニケーションを取りたいという事から発展してきました。
これから先、技術がどのように進歩してもコミュニケーションは普遍的であると思います。だからこそ、技術革新だけを追い求めるのではなく、人間本位の情報技術を提供することが大切だと考えています。
作成:2005年6月23日
更新:2009年6月29日
代表 濱中祐紀