Windows 95の登場とともにウェブサイトというのが注目され、その効果はともかく「ウェブサイトを持ってない企業は時代遅れ」的なのりで沢山のウェブサイトが乱立しました。多くはHTMLと画像の静的なコンテンツが中心でした。少し進んだサイトでは、Perlを一般的な言語に普及させたCGIやShellを使ったサーバサイドインクルードを使い一部動的ウェブサイトを実現していました。静的コンテンツの欠点は、全てのコンテンツのデザインを変更したり、コンテンツ上の同一のリンク先を変更する場合に全てのコンテンツを編集し直す必要がありました。
爆発的なウェブサイトの増加して程なく、多くの高機能なHTMLエディタ・アプリケーションが登場しました。その多くがテンプレートを使ったサイトのデザインを統一管理する仕組みを提供しました。しかし、相変わらずコンテツはデザインと切り離すことはできず、「デザインを変える」というと膨大な制作作業とデバッグ作業が必要でした。
月日は流れ、沢山のコンテンツが世の中に溢れました。気がついたら人手で管理できる量ではなくなってしまいました。そこで、その大量のコンテンツを効率的に管理する仕組みが必要になりました。そこで登場したのがCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)です。CMSというと馴染みが無いという方もいるかもしれませんが、日本一のSNS「mixi」やココログ、Jugemといった無料ブログサイトもまたCMSの一種なのです。
CMSはその名の通り、「コンテンツを管理する仕組み」を提供するシステムの総称です。その利用方法は、単にデザインの変更を容易にするだけの仕組みしか無いという訳ではありません。コンテンツを他に利用することも容易になるのです。例えば、既にアップロードした画像をCMSで管理しておけば、普通のウェブページの一部として、Flashの素材として、モバイルページの背景として等々、色々と利用機会を広げる事ができるのです。これが静的コンテンツやデザインテンプレート、Ajaxを利用しただけでは簡単には行きません。
明日は、CMSの歴史について少しまとめてみたいと思います。
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