Amazon S3 を使いたい

Amazon S3について少し研究したいと思います。昨年からAmazonのウェブサービスについて、EC2やRDSといった機能については、ちょくちょく調べているのですが、今回はAmazon S3です。じゃ、S3とは何かというと、Amazon Web Services LLC(以下、AWS)が提供しているインターネット上で使えるストレージ・ウェブサービスの事です。と書くと、既にApple社のmobileMeのiDiskと比較してしまうと思います。iDiskとの違いは、iDiskはWebDAVという共通技術を元に作られているいわば「ファイル共有サービス」です。S3はITサービス開発者の視点からみると、もうちょっと面白くて、「ファイル共有を実現するための機能サービス」といったところでしょうか?

なので、AWSそのものが、iDiskのような洗練したインタフェイスを提供していません(コマンドラインはあります)。ではどういった機能が提供されているのでしょうか?

  1. 1バイトから5ギガバイトまでのデータを含んだオブジェクトの書・読込や削除が行える。オブジェクトは制限なしに保存できる。
  2. それぞれのオブジェクトは、バケットとして保存され、独自に開発者が割りあてたキーを使って取り出せる。
  3. バケットは、複数のリージョン中の一つに保存できる。送信遅延やコスト最小、アドレス規制の必要性によって最適なリージョンを選ぶことできる。
  4. 一度あるリージョン上に保存されたオブジェクトは、自分で移動させない限りそのリージョンから絶対に出て行くことはありません
  5. 認証メカニズムによって認証無しアクセスからデータの安全性を守るために提供されている。オブジェクトは、保護か公開のどちらかで作られ、権限は特定のユーザのみ持つようにできる。
  6. インターネット上の開発キットとの互換性を持った標準ベースRESTとSOAPインタフェースが使える。
  7. プロトコルや機能的なレイヤーが簡単に追加できるように柔軟な設計になっている。標準のダウンロードプロトコルは、HTTPである。BitTorrent™ プロトコルのインタフェースが、大きな規模のディストリビューション向け低コストに提供できる。 将来的にはもっとインタフェースが追加される。

と、どちらかというとインフラ系のエンジニアより開発系エンジニアに向けて様々な機能が提供されているといっても良いでしょう。まず、1番目の「オブジェクトは制限なしに保存できる」は、サーバストレージは常に最も大きな問題であるので、まずこれを真っ先に解決してくれるのはありがたいです。次にセキュリティ面ですが、5番目の認証メカニズムがあるため、アップロード制限だけでなく取り出し制限も簡単に行えます。また、「公開」機能もあるので一般向けサービス用にも使えるようです。

3や4番目のリージョン問題はまだ日本に拠点が無いので、何とも言えませんが、いずれ日本にも拠点ができるでしょう。

6や7番目を見てもらえばわかるのですが、取り出しや再利用が簡単なんです!WebDAVしか使えないiDiskと違って、ウェブアプリケーションには非常に柔軟に対応してくれるのです。

実際に使ってみないとよくわからないと思うので、次回はこのAS3を使ってアップロード、ダウンロードをやってみようと思います。

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